こんにちは、せーぶるです 先日TechFeed社が運営するTechFeedProでJavaScriptエキスパートとして認定していただきました
かれこれ10年以上JavaScriptに親しんできた私ですが、ここ数年はCTOやプロダクトマネージャーとしての経験を活かし、技術顧問やプロダクトアドバイザーとしてもいくつかの会社のお手伝いをしています
技術顧問やプロダクトアドバイザーって何してるの?という質問をしばしばお受けするので、今日はそのお仕事内容を紹介したいと思います
ここでご紹介する内容はあくまで私個人が提示する条件(契約)に基づくもので、他の技術顧問やプロダクトアドバイザーの方の内容とは必ずしも一致しませんので、ご契約の際はきちんと内容を詰めた上で相談するようにしてください
主な仕事内容
技術顧問
要点をまとめると次のようなことをしています
- プロダクトのコードが抱えている問題の整理と解決
- ソースコードのチェック
- コードレビュー
- ペアプロ
- より良い開発体験を作るための施策提案と実施
- フロントエンドエンジニアの人材育成やスキルアップ
- CTO・技術責任者の壁打ち相手、アドバイス
- 評価・目標などに関するレビューやアドバイス
- (採用強化)
私はフロントエンドが得意なので、主にユーザーが使う画面に対する技術的な支援を軸としています
また、CTOやチームリーダーの経験から評価や1on1、採用面接など、技術組織に関するアドバイスやそれを行う方との壁打ち相手をしています
その中でスキルアップが必要な場合には社内向けの勉強会を実施したりもします
過去にはTypeScriptやReact、Angular、Vueなどの勉強会やハンズオンなどを行っています
実装を直接お手伝いすることはほとんどなく、あくまで社内の方に動いて頂くのが前提で、開発組織や開発自体が円滑に進むためのアドバイスを行います
過去には実装を手伝っていた時期もありますが、今は時間の関係で難しく、開発環境を整えるためのボイラープレートやビルド環境、サンプルの作成に留めています
プロダクトアドバイザー
こちらも要点をまとめると次のようなことを行っています
- プロダクトマネージャー・プロジェクトマネージャーの壁打ち相手、アドバイス
- プロダクトマネージャー・プロジェクトマネージャーの育成
- プロダクトレビュー(デザイン面も含め)
- 仕様レビュー(技術的な課題になりそうな点も同時にチェック)
- プロダクト開発におけるフレームや知識の共有
- スケジュールの立て方や進捗管理についてのアドバイス
- 開発組織 (自社サービス) の立ち上げに関するアドバイス
技術顧問とは明確に内容が異なります
技術的な部分のアドバイスはあくまで仕様のレビュー上において、技術的リスクや課題があると思われる部分について事前に注意ないしはケアが必要という趣旨のものに限られています
一方で、プロダクト全体のUXに関することや進行管理など、技術以外の面を広くサポートしています
仕様レビューやPdMの方との壁打ち、もしくは見習いPdMの方のサポートや教育支援などが人気で、単発ではプロダクトレビュー(使用感や課題、改善ポイントと改善案の提示など)の要望も多く頂いています
頻度
もっとも多いのはプロダクトアドバイザーとして隔週で2h程度の対面+Slack等でのオンラインサポートです 事前にオンラインで仕様や課題などを共有して頂き、すぐに返せるものはチャットで返答し、複雑なものについては後日対面で話すスタイルです
間隔があいているように見えますが、プロダクトの仕様検討のペースや状況変化に合わせると、概ね2週間に1度くらいがちょうど壁打ちの頻度としてはお互いにあっていると感じています (もちろん本業への影響も少ないです)
明確に行わないこと
採用に関わることを直接行うことはしていません(例:採用イベントや面接への参加) これは本業との競業度を下げるためで、エンジニアやデザイナーの紹介も行いません 同様に自社メディアへの寄稿も原則お断りしております
契約する内容と時期について
本業に影響がない範囲でしか受けられないため、週1日以上を割く必要がある場合はお受けしていません
また、公開募集はしておらず不定期に空いた時間分でサポートできる範囲を受けています
そのため、事前に空いたら連絡が欲しい旨のご要望を頂いている方から優先的に空いた時間をお伝えして調整して契約するということを行っています(最短3ヶ月、概ね半年から1年くらいで空き時間が変動)
もちろん単発のプロダクトレビュー等については相談頂いたタイミングで随時調整させてもらっています
最後に
ピンポイントでアドバイスをすることで稼働が抑えられます その分費用も抑えられるので、ときどき手伝ってもらいたい、確認だけでもしてもらいたいというときに上手く使うと良いと思います